2005年のエロゲを振り返る

さて、今年のエロゲーを軽く振り返ってみたいと思います。
アニメや漫画なんかも振り返ってみたいところですが、正直数が多すぎてあんまり覚えてなかったりします。
なんか書いてから3週間ぐらい放置して、さっきチョロっと修正したんですが色々アレなところもアレかもしれませんがアレでアレしてください。

天使ノ二挺拳銃/Nitro+/1月28日

今年の一番打者、ニトロプラス天使ノ二挺拳銃です。
原画は中央東口さん。
ニトロの作品にしてはパワーが無い……と比較的不評だった感の強い作品でした。
うーん、そんなに悪い作品じゃあないんだけど、確かにちょっと盛り上がりに欠けた感が。
世界の終わり的なイメージが先行して、微妙に燃えゲーに成りきれなかったのがイマイチだったのかなぁ。うーん。

パルフェ 〜ショコラ second brew〜/戯画/3月25日

満を持して登場、ショコラ 〜maid cafe "curio"〜の続編です。
前作DVD版も発売されましたね。
かとれあは文句ナシに極上の金髪ツインテツンデレ
もちろんそれだけでもなく、各キャラも素晴らしく。
王道詰めた逸品です。

プリンセスうぃっちぃず/ぱじゃまソフ/5月27日

戦闘シーンがミニゲームになった魔法少女モノ(?)です。
やたらと熱い主人公の性格は好みが分かれるところ。
エロエロ。
リリアン先生のエロシーンが無いのは何故なんだ。

塵骸魔京/Nitro+/6月24日

(キラルを考慮しなければ)Nitro+の今年二本目。
ちなみに残念ながら、刃鳴散らすはまだプレイ出来てません。
で、今作の原画はNiθさん。
やたら飯食ってるシーンの多い気のする作品でした。
俺にも管理人さんの手料理をプリィーズ!
あと恵(主人公の妹)は死に過ぎ。もうちょっと生かしてあげて……。
発売日があやかしびとと被って、燃えゲー2大衝突に。
やっぱりちょっと昔に比べるとパワー不足な感は否めないけれど、天使ノ二挺拳銃よりは燃えゲーしてたかな。
そうそう、最近Nitro+のゲームにボーカル曲で参加するワタナベさんのCDも購入したんですが、どの曲も好み。
カラオケに入らないかなぁ。

あやかしびと/propeller/6月24日

塵骸魔京と正面衝突したpropeller新作。
原画は中央東口さん。塗りがNitro+のときとは一味違う感じです。
女キャラは勿論、男キャラも誰も彼もが甲乙つけ難い程に揃いも揃って素敵な連中ばかりです。
男キャラのカッコよさがエクセレント。
キャラではトーニャ、シナリオもあわせると刀子さんが一番好み。
と見せかけて、一番の萌えキャラは愁厳。誰がなんと言おうと。いや、マジで。マジ。
トーニャはキャラはものすごく良かったんだけど、シナリオがちょっとパワー不足だったかなぁ。ウラジミールはカッコ良かったんですが。
トーニャシナリオは最初にプレイしたんですが、他シナリオやってからだと、「虎太郎先生が居れば…」って感じになっちゃいそうなのがなんとも。
で、男女別に行われた人気投票では愁厳と刀子が兄妹共に1位をゲット。
新作「はるはろ」を制作中。期待。

空の上のおもちゃ/8月14日

半端マニアソフトさん制作の同人ゲーム。原画はkashmirさん。
月姫ひぐらしが同人ゲーであるように、同人でもハイレベルな作品は決して少なくない……と思う。
テキストも下ネタ多めな気もしますが面白く、シナリオも良質。ボリュームも結構あります。
絵柄はもしかしたら好みが分かれるかも。
宮簀月菜さんの歌うOP曲はゲームの雰囲気にもあってて良曲。

はぴねす!/うぃんどみる/10月21日

エロゲーを内容でカテゴライズするとしたらプリンセスうぃっちぃずと同じカテゴリに入りそうな感じの、魔法少女モノ(?)の作品。
シナリオもそれなりには良かったんですが、それよりもキャラ萌え傾倒気味かな。
音羽さんと鈴莉さんのダブルお母さんは究極。
準ルートを、準ルートを……。勿体無いお化けがでますよ!
いや、もう、性別の壁なんt
そういえばファンディスク制作するとかなんとか。

Fate/hollow ataraxia /TYPE-MOON/10月28日

ご存知Fate/stay nightのファンディスク。
ファンディスク……というより続編といった感じでしょうか。
最早言うまでも無い程に知名度も完成度も高い逸品。
Amazonのアダルトゲームランキングでも堂々の一位を獲得。
Fate/stay night本編の方で活躍したキャラ達の魅力を最大限に引き出し、ヲタファンが妄想するような、ある種、「二次創作の同人」的なコトを本家本元でやってくれました。
で、「stay night」からの引継ぎキャラは勿論、新キャラのカレンとバゼットも極上。
TYPE-MOONの……というか、奈須きのこさんのキャラって皆魅力的で、終わる頃には大抵全員好きになってるんですよね。
で、燃えも完備。ラストもキッチリ魅せてくれます。
黒い聖杯へと階段を登るシーンは感動的なんですが、カレンがノーブラでぽっちが服の上からでもわかっちゃうのはなんともアレ。
それとバゼットにえっちなシーンが無いのは何故だ!   と思ったけど別になくてもいいような気がしてきました。
ボリュームがかなりあって、しかも短編の詰め合わせになってるためかかなり長く感じるんですが、終わってしまえばアッと言う間でした。
今後、カレンにもっと出番をプリーズ!
関連:Fate/hollow ataraxia 名セリフ人気投票(春が大好きっさん)

ToHeart2 XRATED/Leaf/12月9日

こないだ感想書いたばっかなんで簡単に。
シナリオの加筆・修正は、久寿川ささら生徒会長シナリオと、新たに挿入された子供にお見せ出来ないシーンの前後と誤字脱字のみ、とのことでしたが、そのささらシナリオが予想以上に好みでした。
C69で発売されたLeaflet'sに収録されていたカワタヒサシさんのコメントによると、ささらはやっぱり最初の内はもっとツンデレキャラになる予定だったとか。
あと、黄色シナリオの、子供に(中略)シーンの前のシャワーのシーンと後の告白シーンがグッド。
髪下ろした花梨はなんかものすごく可愛かった。
いらない子なんて言われてても気にしない。
このみと双子は実はまだPS2版でも攻略してないんで、早いうちにそっちもやりたいなぁ。

番外編:アトリエかぐや

今年はマジカルウィッチアカデミー(2月25日)、家庭教師のおねえさん(4月28日)、姉汁(11月25日)と、三本のソフトを発売。
ぼくたちの(ピー)を搾り取ってくれました。
エロかったで賞を贈呈します。タテも副賞はナシですが。

今年のエロゲー総評

年々全体的にレベルの上がっていくエロゲー業界ですが、今年は非常に多くのゲームが発売された中、昨年のFate/stay nightに続くホロウやあやかしびと等、Nitro+以外での大作燃えゲーが出てきたことを嬉しく思います。
その反面、Nitro+は(まだ刃鳴散らすはプレイしていないのでハッキリとは言えませんが、)ハロワやデモベの頃に比べると幾分パワーダウンした感じが否めず。
神飛翔のデモがC69で公開されましたが、戦闘シーンがメインのデモで、シナリオパートがどうなっているのかが気になるトコロ。
注目を集めたのはFate/hollow ataraxiaToHeart2 X-RATED、それに加えつよきすあたりでしょうか。
ツンデレブームも隆盛を見せています。
姉ブームは鎮火気味で、姉に限らず年上キャラに移行していっている感じでしょうか。あ、いや、タマ姉だけかな?
ツンデレブームは来年まで続きそうな感じですが、最近ヲタが一般人に注目されはじめて、ツンデレが一般人に(結構不正確にですが)紹介されてたりするので、むしろマイノリティーでありたがったりなんかするヲタは離れていきそうな気も。


まぁこんなところで。