ネコソギラジカル(下) 青色サヴァンと戯言遣い

もう店に並んでたよ、と聞いたのが昨晩。
で、今日の帰りに近所の本屋でさっくり買ってスッパリ読了致しました。
思えばこの戯言シリーズを読み始めたのが今年の夏頃。
クビキリサイクルクビシメロマンチストまでは推理モノっぽかったのに、クビツリハイスクールからなんかズレてきて、サイコロジカルでちょっと持ち直したかと思いきや、結局はクビツリ路線をそのまま突っ走りました。
東京国際展示場の待機列でヒトクイ〜を読んで、姫ちゃん死んじゃってびっくりしたのも今となってはいい思い出です。
で、今巻、「ネコソギラジカル(下) 青色サヴァン戯言遣い」で大団円を向かえたわけですよ。
今回はイツになくストレートで、最後はまぁちょっとアリガチな感じではあったんですが、兎に角満足したのでヨシ。
ご都合主義でもなんでも、明るい終わり方が好きです。
それにしても、『すぐに第二、第三の俺が』は思わず噴出した。
結局、いーちゃん西東天と一生向き合うことにしたわけですが、どうにもヨボヨボでボケボケになった未来の西東天が思い浮かんで、頭を離れません。
それと、いーちゃんの名前も明かされませんでしたね。
ハッキリ言ったわけじゃないから確定じゃないかもしれないけど、西東天と名乗りあうシーンで『×××××』となってたんで、日本語表記で5文字っぽくはありますが。
んー、妹の名前は『伊井遥奈』なんで、苗字が一緒だとすると『伊井×××』。この時点で残りの三文字で母音が6つ、子音が7つ、文字を数字に置き換えた総和が130。
母音より子音の方が1つ多いんで、あ行の文字か「つ=TSU」か小さい文字の入る音(じゃ=JYA、ちゃ=TYA等)か「ん=N/M(ヘボン式)」が少なくとも一個?あ、「ち=CHI」だったりもするかな?
で、三文字の名前がひらがなとすると、どうしても母音6つが遣いきれないので無理。
とすると多分漢字ひらがな交じりはないから全部漢字で……
となるけど、苗字が『伊井』である確信もないしなぁ。
うーん、無理。ほら、文系だし。
あ、あと、まぁ普通に玖渚が最後どうなるか予想はつくしって感じはあるんですが、裏表紙で盛大なネタバレが。表紙だけ見て買って、その場でブックカバーかけてもらってよかった。
さて、電撃の新刊も明日か明後日あたりには店頭に並びそうで、そっちも楽しみ楽しみ。