わたしたちの田村君(2)、読了

素晴らしい。
素晴らしい。
1巻が凄い引き方だった「わたしたちの田村くん」ですが、この2巻で一段落、とのこと。
やってることは古くさい、昔ながらのラブコメなんですが、卓越したテキストと素晴らしいキャラに味付けされて、紙の上でシャッキリポンと躍ります。
この巻の中盤あたり、思わず落ち着きをなくした私は立ったり座ったり壁によりかかったりベッドの上で転がったり床の上を這いずり回ったり時に腹筋したりしながら読んでしまいました。
今巻では散々だった相馬が、まだまだ巻き返しを狙うってことで、
『修学旅行も、合唱コンクールも、始業式も終業式も(中略)ぜーんぶ一緒!』って言うところでは、思わずコッチもニヤリ。
否、にへり。
思わず通常業務を放棄する頬の筋肉に、鏡の前に立てず外にも出られないことに。
どうせならもっとこの3人+高浦兄妹の話を読んでいたい気もしますが、ここでスパっと終わった方が綺麗になるのかな?